今回の研修の行き先は九州・博多。日程は1泊2日。
1月31日(土)、串本駅を午前7時31分に出発し、新大阪での乗換。
博多駅に着いたのは13時39分のことであった。
博多駅についた我々は、タクシーで、(株)ふくやが運営する『博多の食
と文化の博物館』に移動。工場の入り口付近で記念撮影を行い、ガイドの
案内で工場内を見学していく。
工場内は清潔に保たれており、清潔度は病院の集中治療室と同じかそれ以上であるとの説明を受けた。
確かに、工場内は掃除が行き届いており、ガラス越しに見える加工場も食品以外の異物が混入されることのないよう従業員の
服装や出入り口の管理などに注意が払われていた。また、ガラス越しの見学を受け入れることで、見られることのリスクが増える分、
安全性のアピールをも兼ねているのであろうこともうかがえた。工場内では漬け込みなどの味に関する部分は人の手作業で行われ
ており、梱包などは機械化が行われ合理化が図られていた。
別のブースでは創業者・川原俊夫氏の半生をドラマ化した番組の説明を受けた。川原俊夫氏は創業時小さな食料品の卸売
で、店先で明太子をビン漬けで販売するところから始めた話を聞いた。大会社の創業者が我々と同じ個人事業から始まったことを
考えれば、見学に来た青年部員らの熱情のきっかけになることを願わずにはいられなかった。
2月1日(日)櫛田神社への参拝。古くより博多の氏神・総鎮守として信仰を集めている神社であるとのことで、早朝にもかかわ
らず多くの参拝客が訪れていた。節分の時期なので、入口には巨大お多福面が設置されていた。このお多福は商売繁盛や家内
安全の御利益があるとされ、青年部員らもご利益祈願の願いをする姿が見受けられた。
(担当:中西)