• はっぴぃ。商い。行きます。聞きます。提案します。

12月に入り、今年も残りわずかとなりました。来たる2025年、そしてその先の未来に向けて、「お店の新しい看板商品を作りたい」「地元の美味しい食材を使って、串本をもっと盛り上げたい」といった熱い想いをお持ちではありませんか?

新しい挑戦にはどうしても資金が必要です。「アイデアはあるけれど、開発費やパッケージ代がネックで……」と二の足を踏んでいる方に、今回はぜひ知っていただきたい「わかやま農商工連携ファンド事業」をご紹介します。

これは、地元の農家さんや漁師さんと協力することで、最大300万円の助成を受けられる県の制度です。

「申請が難しそう」と敬遠されがちですが、ポイントさえ押さえれば、小規模な事業者さんでも十分に活用のチャンスがあります。

この記事では、制度の仕組みから、絶対に間違えてはいけない経費のルール、そして年明け1月8日に開催する無料相談会(よろず支援拠点)の情報まで、分かりやすく解説します。

串本の豊かな資源を活かして、あなたの事業を次のステージへ進めるヒントになれば幸いです。

「串本で獲れた新鮮な魚を使って、お土産になるような加工品を作りたい」
「地元の柑橘を使って、うちのカフェで新しいデザートを出したい」

皆さんも、ご商売をされている中で、こんなふうに思ったことはありませんか?

そんな想いを形にするための費用を、県の計画に基づいて公益財団法人わかやま産業振興財団が応援してくれるのが、この「わかやま農商工連携ファンド事業」です。

簡単に言うと、「お店(商工)」と「農家・漁師さん(農林水産)」がタッグを組んで、お互いの強みを活かして新しい商品やサービスを作るための取り組みを支援してくれる制度なんです。

単にお金を出すだけでなく、異なる業種が手を組むことで、串本の地域経済そのものを元気にしようという狙いがあります。新しいことに挑戦するにはコストがかかりますが、そこをサポートしてもらえるのは心強いですよね。

「よし、じゃあウチも申請してみよう!」と思われた方、一つだけ絶対に外せない条件があります。

それは、自分のお店一社だけで申請することはできないということです。

この助成金は名前の通り「連携」が必須です。具体的には、私たちのような「中小企業者(お店や会社)」と、県内で生産活動をしている「農林漁業者」がチーム(連携体)を作る必要があります。

農林漁業者には、個人の農家さんや漁師さんだけでなく、農協や漁協などの組合も含まれます。

「仲の良い農家さんがいるから、一緒にやってみよう」というのはOKですが、「隣の雑貨屋さんと一緒に」という商業者同士の組み合わせだけでは対象になりません。

もし、「アイデアはあるけど、パートナーになってくれる漁師さんや農家さんの心当たりがない…」という場合でも、諦めずにまずは商工会にご相談ください。私たちが地域ネットワークを活かして、最適なパートナー探しをお手伝いできるかもしれません。

さて、一番気になるお金の話です。

この助成金では、新しい商品の開発にかかる費用の3分の2以内を助成してもらえます。金額にすると、50万円から最大300万円までです。

具体的にどんなことに使えるかというと、例えばこんな経費です。

一方で、特に注意が必要なポイントがあります。

最後に、申請に向けたスケジュールをお伝えします。今回の募集の締切は、令和8年1月16日(金)の17時必着となっています。

申請後は、まず2月中旬に書類審査の結果が出て、通過するとプレゼンテーション審査へと進みます。

審査では、単にアイデアが良いかだけでなく、「新規性」「市場性」「実現性」などに加え、「しっかりと連携できているか」「地域にどう貢献するか」といった点も厳しく見られます。

また、「パートナーシップ構築宣言」をしている企業などは加点される場合もあります。

無事に採択され、事業が完了した後も、5年間は書類を保存したり、状況を報告したりする義務があります。公的なお金を使う責任は伴いますが、それ以上に事業を大きく飛躍させるチャンスです。

「書類の書き方が難しそう…」と不安な方もいらっしゃると思います。

実は、年明けの1月8日(木)に、串本町商工会で「経営特別相談会」を開催します。

当日は「和歌山県よろず支援拠点」のコーディネーターも来られますので、このファンドの申請についても専門的なアドバイスを無料で受けることができます。

申請書の作成に自信がない方は、ぜひこの機会を活用してください。私たち商工会職員も全力でサポートします!

◆ 1月8日開催 経営特別相談会(よろず支援拠点相談窓口)について:【1月8日(木)】お困り事!ワンストップ支援!経営特別相談会のお知らせ/広域商工会東牟婁協議会

令和8年度わかやま農商工連携ファンド事業(わかやま産業振興財団)

今回は、中小企業と農林漁業者が手を組んで新商品開発を行う「わかやま農商工連携ファンド事業」についてご紹介しました。

この助成金の大きな特徴は、単なる資金援助だけでなく、「異業種の連携」によって新しい知恵や価値を生み出す点にあります。串本町には、新鮮な海産物や農産物、そして皆さんが培ってきた素晴らしい加工・販売の技術があります。この二つが掛け合わされれば、きっと全国に誇れる商品が生まれるはずです。

改めて、重要なポイントをおさらいしましょう。

「難しそうだな」「自分たちだけで書類を作れるかな」と不安に思われた方も、どうぞご安心ください。

令和8年1月8日(木)に串本町商工会で開催する「経営特別相談会」では、和歌山県よろず支援拠点の専門家に直接相談することができます。

一人で悩まず、まずは私たち商工会にお声がけください。皆さんの「新しい挑戦」を、私たちも全力で応援します!


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