今回ご紹介させていただくのは、串本町潮岬で老舗羊羹屋を営む【㈲紅葉屋本舗】です。
なにかと串本町商工会とのつながりの深い、とってもエネルギッシュな代表取締役の坂井良雄さんにお話をうかがいました。
★場所はコチラ
明治33年に旧古座町中湊(現串本町)で「もみぢや菓子舗」は創業し、古座港で働く人たちや地元の人に人気となりました。その後、4代目が戦後に暖簾を下ろすまで地域とともに歩んできました。
平成13年、5代目となる㈲紅葉屋本舗の坂井社長が、偶然、仏壇の中から羊羹のレシピを発見し、紅葉屋の味を復活するため、試行錯誤すること3年。ついにまぼろしの味を再現しました。
そんな老舗羊羹屋、㈲紅葉屋本舗のイチオシ【本煉羊羹 竹皮包み】について坂井社長に聞いてみました。
「羊羹を型に流して、7日間かけて表面を十分に乾かしてから竹皮に包みます。そうすることで表面をうっすらと蜜の結晶が包み、表面はサクサク、中はしっとりと一度に二つの異なった食感が楽しめます」とのこと。
また、明治33年の創業以来「おいしさ」と「安全」「安心」を追求し続けており、最低限必要な材料だけを使用し、無添加でつくる羊羹は、素材の味がそのまま美味しさにつながっています。
羊羹の基本材料は、小豆・寒天・砂糖。どなたでも安心して食べられる美味しい羊羹は、「自然の恵み」と「職人が一つひとつ手作りすること」でできています。
懐かしいのに新しい。ついつい手がのびてしまう逸品ですね。
羊羹は本煉羊羹だけでななく、【柚子羊羹】【桜羊羹】【抹茶羊羹】【塩羊羹】とラインナップもございます。
【無添加・地元素材】【北海道産小豆】【天然寒天】を基本としながら、商品に応じて【古座川特産の柚子】、【串本町のオオシマサクラ】、【天然塩】【厳選抹茶】を活かした羊羹となっています。
昨年、従来の羊羹だけではなく【和の材料】を使用した【和菓子職人の技術を活かした】洋菓子【マンゴープリン】を開発し、Amazonでの販売を開始しました。
売れ行きは好調で【白桃プリン】や【プレミアムあんプリン】など、他のラインナップもどんどん開発をすすめています。
★Amazon【マンゴープリン】販売ページ→コチラ
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㈲紅葉屋本舗の坂井社長は、いったん目標を決めたら決してあきらめないブレない人です。
新しい商品開発、会社のブランド価値を高めることを目指して、いつも頑張っています。
坂井社長からはよく相談をいただくので、串本町商工会からも最新情報や使える施策などをお伝えします。そしてそれをすぐに活用しようと試みます。
最近の活用事例としては、専門家派遣制度や、新商品開発や販路開拓に役立つ【バイヤーズワン・バイヤーズルーム】への参加、補助金申請にあたっての事業計画作成支援など、商工会で紹介する施策に関心を持ってくれていて、実際にやってみようというチャレンジ精神がとても旺盛です。
この【決してあきらめない心】と【チャレンジ精神】こそが、㈲紅葉屋本舗の原動力だと思います。
坂井社長にも、上手くいくこと、失敗すること、どちらもありますが、上手くいったことを惜しみなく、他の事業者の方にも共有したいという思いがあります。
串本町の他の事業者の方にも頑張って欲しいという思いと、その結果、地元串本町が元気になって欲しいという強い思いがあるからです。
さて、今回ご紹介させていただいた、㈲紅葉屋本舗はいかがでしたか?
イチオシの【本煉羊羹 竹皮包み】を始めとした、美味しい・安全・安心・にこだわり、一つ一つ手造りした羊羹。
和菓子職人の技術を活かした洋菓子【マンゴープリン】を始めとしたラインナップ。
ぜひ一度味わってみてくださいね。贈答用にもオススメします。
この先の串本町の人口減少を見越し、Amazonや自社サイト等でのインターネット販売を強化することにより、当地域への経済流入を促して「地域を元気に!」しようと頑張る姿勢、また災害が起きたときにも事業活動が休止してしまわないように、製造所固有者記号を活用して、自社と協力企業のどちらで製造しても紅葉屋本舗の商品として販売できる仕組みの構築は、非常に勉強になりますね。
串本町商工会では様々な施策を紹介しています。皆様もドンドン商工会をご活用いただき、少しでもご商売の発展に役立ててくださいね。
会社名:㈲紅葉屋本舗
所在地:〒649-3502和歌山県東牟婁郡串本町潮岬470→★地図はコチラ
HP:紅葉屋本舗オフィシャルサイト
☎0735‐62‐3960
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜日
串本町商工会では会員の皆様のイチオシ商品/サービスをご紹介させていただいております。
関心のある方は、ぜひコチラの記事を御覧ください。