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国民の3大義務の1つ「納税の義務」を果たす以外の出番はあるか?

確定申告、決算書からイメージすることは

作成する側からは非常に時間がかかり、申告期限ぎりぎりに申告書を提出している状態であり、「やっつけ仕事」になってしまっている。

求める側からは投資判断をしたり、又投資先が事業を通してどのように社会的責任を果たしているかを知る機会である。

確定申告書、決算書を「求める者」(利害関係者と言います)がいます

今回は個人事業者さんを想定し、以下の「求める者」への「出番」について検討してみました。

金融機関

①利益はどれくらいとれているか

②何で稼いでいるか、いつ稼いでいるか

③返済能力、預貯金能力はあるか

④家族構成は、生活関連費はいくら必要か

を検討し融資額、返済期間、投資情報や節税情報を提供しています。

♦日本政策金融公庫:中小企業・小規模事業者のみなさまへ 融資のご案内 P4

各種補助金事業の申請先

①事業所実在証明

②計画した事業計画が成り立つかどうかの判断材料

として活用しています

補助金によっては定められた利益達成を求められる場合もあり、利益計画を策定するときの証拠資料ともなります。又補助金申請時の添付資料としても使えます。

♦全国商工会連合会:小規模事業者持続化補助金ガイドブック P9

各種事業計画認定機関

①企業経営の現状及び課題を掴む

②個別企業の経営改善の方法を検討する

企業の健康診断をするツールに「ローカルベンチマーク」を活用すれば便利です。

♦経済産業省:ローカルベンチマークとは

保険会社・法律事務所

交通事故などの際、逸失利益算定の基礎として参考にされる場合があります。

自営業・フリーランスの場合には、事故前年の確定申告の申告所得額を基礎収入とするのが原則です。各法律事務所のホームページに詳しい説明がありますのでご参照下さい。

「出番」としての条件

確定申告、決算書の作成「ルール」が守られていること

守られていない確定申告書、決算書はあっても「出番」がありません。

税務署の受付印があること

書面で提出した場合は受付印のあるもの又電子申告で提出した場合は同時に「メール詳細」を提出できるものです

まとめ

胸を張って出番に応じるためには常に以下のことを意識しておくことが必要です。


正しい作成ルールに従った確定申告書、決算書をつくる。

「信頼」を獲得する重要な資産になる。

正しい確定申告、決算書は商売人の重要な無形資産となります。その信頼に人が集まります。信頼は日々の積み上げからです。確定申告、決算書作成が「やっつけ仕事」になっていませんか。

正しいルールを知るために、今から商工会と一緒に取り組みましょう。わからないこと、ややこしいことは先ず串本町商工会(0735-62-0044)まで連絡を!

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