ChatGPTを始めとした生成AIの進歩が止まりません。
ChatGPTは自然言語処理を活用したAI技術の一つで、自動化や効率化、顧客対応などの分野での活用が可能とされています。
文章作成、要約、ブレインストーミング、プログラミングなどの分野で強みを持ち、これらの能力を活用して幅広い業務のDX推進につながります。
AIの導入により、より効率があがり、今までにない革新的なビジネスモデルもでてきたり、競争力を高めることにも活用できると思います。
この記事では、加熱している生成AIを使って業務効率化について、私見を交えながら紹介します。
目次
私も、令和5年の2月あたりに【ChatGPT】が注目を浴びて、私もすぐに課金して試してみました。最初は【すごいな】と面白く感じて、しばらくは使っていました。
しかしやはり物ごとの進化の過程では、問題はつきもので
が理由で、仕事に活用するには正確性の面、セキュリティの面、関係者に理解してもらうのが難しいという理由もあり、あまり使わなくなってしまっていました。
しかし【You Tube】などを見ていると、便利な使い方を紹介した動画の数もものすごく増えてきています。
それを見るたびに「このやり方をすると、どれぐらい仕事に使えるか」試してみたくなります。
最近では【問題を気にして使わない】という選択をするよりも、【問題はあるものの、積極的に使っていくこと】の方が遥かにメリットが大きいと感じて、フル活用することに切り替えました。
また、当初感じていた問題点も、進化に伴い減少しつつありますし、命令(プロンプト)によってもある程度低減できるようになってきました。
など、日常業務における活用範囲がどんどん広がってきています。
また、私からAIに対する命令【プロンプト】の上達や、プラグイン【追加機能を拡張】、AI自体の進化のスピードにより、より多くの業務を正確に、効果的にスピーディにこなすことが可能になると考えています。
将来的には、業務の幅もより広がって、より少ない人員や労力で、より大きな成果を産みだすことが可能になるのでしょうね。
また、家でも
など、いろいろ試行錯誤しながら活用しています。
■役割:生成AI活用コンサルタント
■指示:生成AIを活用して、ITがあまり得意ではない方でも、ビジネス上取り組みやすいことを、3つ提案してください
■方法:ITがあまり得意でない方でも理解できるように、難しい言葉をつかわないで下さい
もちろん、わかりやすく説明します。
1.カスタマーサポートの自動化: チャットボット: チャットボットは、顧客からの質問に自動的に答えるコンピュータープログラムです。あらかじめ設定した答えを使って、顧客とコミュニケーションをとるのに役立ちます。
2.マーケティングコピーの最適化: コピーライティング支援ツール: これは、文章を書くのを手助けしてくれるツールです。例えば、広告の文章を書くときに、良いアイデアや言葉を提案してくれます。
3.データ分析と意思決定: ビジュアル化ツール: データをグラフや図で表示するツールです。数字を見るよりも、視覚的に理解しやすくするのに役立ちます。
新商品やサービスの開発: アイデア発想支援: アイデアを出すのを手伝ってくれるツールです。新しい商品やサービスのアイデアを考えるときに、関連情報や提案を提供します。
これらのツールや方法は、技術的な知識があまり必要なく、ビジネスに役立つことがあります。詳細な情報が必要な場合は、具体的なツールやサービスを調べることができます。
確かに1.のチャットボットは、今私も【よくある問い合わせ】への対応のために、作成してもらっている段階です。
またHPにFAQなども設置してもらおうと思っています。
これらがあれば、商工会の窓口が閉まっていても、自動対応ができるのかなと考えています。
元になるデータさえ作って整備しておけば、皆さんも取り組みやすいかもしれません。
2.については、会員さんからAmazonの商品レビューを書いてほしいなどの要望や、商品のキャッチコピー作成などで活用しています。
商品写真、商品概要、会社概要から、最もこの商品を好むターゲット層とニーズをAIに想定してもらい、そのターゲットニーズにあわせたキャッチコピーを、プロのコピーライター目線から作成してもらったりと、これも比較的使いやすいですね。
また、HPの記事をもとにして、500文字の喋りことばに変換してもらいYou Tube動画のシナリオを作ったり、SNS投稿の原稿を作成してもらったりと、数分でできてしまいます。
3.はほとんど使ってませんが、アイデアを出すために、ブレーンストーミングの相手になってもらったりにも活用できます。
少し前に流行った、AIに専門家等の役割をしてもらい、例えば、経験豊かな経営コンサルタント、税理士、小規模事業者、一般会社員、プロのアナウンサー、webライターなどの役割になってもらい、複数の登場人物を設定し、あるテーマに沿って議論をして最終結論を導き出してもらう【無限議論】など、とてもいいアイデアがでてきたりしますね。
皆さまも、便利な使い方活用方法など、研究してみてくださいね。大幅な効率化のチャンスです。
などは、今でももうちょっと取り組めばできそうなものばかりですね。
皆さまも、ぜひ普段から業務にもプライベートにも、ぜひ活用してみてくださいね。
また、AIへの命令(プロンプト)を工夫し、AIにこちらの要望をうまく伝えるにはどうすればよいのかと試行錯誤することで、AIからの回答も、より絞り込まれた質の高いものになっていきます。
使い慣れることで「こんなことにも使えるんじゃないか?」とアイデアも出てきますし、またYou Tube動画やブログなどでも、玉石混交ですが、たくさんの有効活用事例が学べます。
本で学びたい方もいらっしゃると思いますが、本の出版よりも進化スピードが早い印象です。
DXは、2004年にスウェーデンのエリック・ストルターマンという大学教授が考えた言葉だそうです。ストルターマンは、「IT(情報技術)の浸透が、人々の生活をあらゆる面で良い方向に変化させる」と考えました。
つまり、「デジタル化により社会や生活の形・スタイルが変わること」が、DXの辞書的な意味になりますが、この記事で紹介したChatGPTなどのAIの進歩やうまく活用することにより、このDXは大きく進みそうですね。
最後にソフトバンクグループの代表取締役会長兼社長の孫正義氏のAIに関するスピーチを紹介します。
「ChatGPTは何回もテレビにも新聞にも雑誌にも出ているのに、それを自分自身で毎日活用してないと。もうそれは電気を否定するとか自動車を否定する人と同じ」だと、先日10月4日に東京都港区で開催された「Softbank World」の基調講演でスピーチされていました。
生成AIの威力と、AGI(汎用人工知能)が登場する未来について、とても熱のこもったスピーチでしたので、よかったら下の動画リンクからごらんくださいね。