こんにちは、吉村です。
2023年もあとひと月を切りました。12月になって、毎年思うのは「時間が経つのは本当に速い。」ということ。ただ最近は、「時代のスピード」も物凄い速さで進んでいるように思います。
コロナ禍でそのスピードに加速がつき、コロナ禍が落ち着いた今でもこのスピードは加速を続けています。
コロナ禍の頃から耳にするようになった「DX(デジタルトランスフォーメーション)」はデジタル化を実践して、手に入れたデータや情報を活用し、生活をよりよいものに変革することを意味します。
「なんか難しそう」とデジタル化を避けていると今度は生活ができなくなってしまう時代になってきました。企業においては、DXを迅速に進めていくことが、競争力を維持し、強化することになります。「それは都会の話では?」ではありません。少子高齢化で過疎化が進み、労働人口が減少していく「地方」こそが、DXに取組む必要があります。
そして、今回は、当会の会員でもあり、いち早くDXに取組まれている「株式会社 小森組」様にお話を伺ってきました。
目次
「株式会社 小森組」様は、今年10月17日に大阪で行われた「全国クラウド実践大賞2023近畿大会」で、当社のDX取組事例を発表され、みごとに「最優秀賞」を受賞されました。
そして、今月18日には近畿代表として、東京で開催される全国大会に出場されます。近畿大会でプレゼンテーションをされたのは、株式会社小森組、専務取締役、小森脩平さんです。
では、小森専務にお話を伺います。
・小森専務:
当社の経営理念は、「株式会社小森組は『最高の技術力』と『サービス』を最優先とし、顧客の信頼と満足を得られる品質を提供すると共に郷土の発展に貢献する。」です。
私は専務取締役に就任後から、この理念をDXを通じて実現させていくことに取組んできました。その取り組みが正解なのかどうかを確認したいというのが、この大会に出場した理由です。専門家の客観的な目で当社の取組みを見ていただき、評価いただくために出場しました。
小森専務:
近畿大会で最優秀賞をいただいたことで、取組みの方向性は間違いではなかったという自信を手に入れられ、少しずつ自分が何をすればよいのかがわかってきました。
便利な技術を使って、会社が明るくなり、それが広がって地域そして日本全体が明るくなってほしいと思って、取組んでいます。
今後もこの気持ちは変わりません。あと、パワーポイントを使ってのプレゼンテーションスキルも身に付きました。伝えたい内容を相手に正確に伝達する力が磨かれ、ここは非常によかったなと思っています。
小森専務:
色々なシステムを変化させてきたので、ここからしばらくは今の取組みを定着させ、洗練させていきたいです。
業務をより「簡単に 楽に 早く 正確に」できるように前進していきたいです。「なにか新しいことに取組んでいる。楽しそうなことをやっている。」会社だということを発信することで、当社のブランディングに繋がればと思っています。
小森専務:やるからには、一番を目指して全力で取り組みます。
全国クラウド実践大賞は、クラウドを活用した新しい経営スタイルや働き方、新しい価値の創造、DX推進などにチャレンジする企業や団体を発掘し、その取り組みを共有することで、事例から学び、自社での実践ヒントを得ることを目的に開催しています。
全国大会の様子はオンラインで配信し、全国どこからでも観覧できます。全国大会観覧は無料で、申し込みは専用サイトから受け付けています。
◆参加申し込み
全国クラウド実践大賞 全国大会
観覧申し込みサイト:https://cloudinitiative.jp/audience
小森専務、今日はお忙しいお時間をいただき、本当にありがとうございました。全国大会頑張ってください。応援しております。
12月18日はオンラインでの観覧が可能ですので、皆様も上記サイトよりご観覧ください。事業所の具体的な取組み内容を知ることができて、大変参考になります。(経営指導員:吉村牧子)