2023年は私たちの普段の事業活動に大きな影響がある変化がいくつかありました。
新型コロナウイルス感染症法上の位置づけが5類に引き下げられました。又事業計画作成などへ活用できる生成AIの飛躍的な進化があり、その活用方法につき議論が交わされています。
インボイス制度の導入や令和6年1月1日から電子帳簿保存法が導入されます。事務処理が煩雑になることが予想されます。
労働人口が減少する中、働く人を確保するため、年収の壁問題が大きく取り上げられ、その対応が公表されました。
今回はビジネスチャンス拡大の可能性が大きい「新型コロナウイルス感染症法上の位置づけが5類」に引き下げられたことに的を絞り検討してみます。
5類に引き下げられたことに伴い、行動制限がなくなり串本町への交流人口の更なる増加が予想されますが、同時にお客様の行き先の選択肢が広がったことになります。ということはこれまで以上にライバルが増えるということです。先ず当地域に関心を持ってもらうためには
お客様のライフタイルの変化によるマーケティング戦略の見直しが必要です。
お客様は情報をSNSや動画といったデジタルマーケッティングから取得しています。それに対応するには
DX(デジタルトランスフォーメーション)の採用が欠かせません。
IT技術を活用したデジタルマーケティングに注目が集まり、SNSの口コミや評判から企業の信頼性、商品の安全性を判断しています。
お客様とのコミュニケーションを大切にしたマーケティング活動が必要です。
SNSは見込み客やファンと密接なコミュニケーションが取れる絶好の仕組みです。時間と距離を超越したデジタル時代の方法をぜひ活用しましょう。
例えば地域の食べ物や食文化を紹介する場合
で伝えたい内容をわかりやすく、狙うお客様層に正確に伝えることができます。一度トライしてみてはどうでしょうか。
SNSでの情報発信は地元へのお客様の集客効果が非常に大きいと言われています。お店に来てくれるお客様には最高の笑顔と迅速な決済でのおもてなしが欠かせません。
串本町内の事業者が町ぐるみで事業者や商品、サービスなどの信頼性を高めるためにこまめな情報提供・更新が絶対に必要です。
SNSは難しそうだと思う人は「google ビジネス プロフィール」や商工会が推奨している「グーペ」を使ってみる方法もあります。
「分かりにくい」、「ややこしい」と感じることがあれば先ず串本町商工会に連絡して下さい。経営指導員と一緒に考え、解決していきましょう。(電話:0735-62-0044)
[i] 5W1Hとは:「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(だれが)」「What(なにを)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」の英単語の頭文字をとった言葉で、情報をこの要素で整理することで、正確に伝わりやすくするというフレームワークの1つです。