県内の優れた加工食品や産業製品を持つ事業者のみなさま、新たな販路開拓のチャンスです。和歌山県が今年度から始める「和歌山一番星アワード」の募集が7月からスタートします。
この制度は優れた県産品を厳選して認定し、全国そして世界へ向けて強力に推奨するものです。認定されれば自社製品の知名度アップや販路拡大につながるまたとない機会となります。
この記事では、制度の概要から申請方法まで、わかりやすく解説します。
目次
「和歌山一番星アワード」は、「選び抜かれた県産品を全国、そして世界へ届ける」というビジョンのもと創設された新しい県産品推奨制度です。優れた県産品を厳選して認定し、全国及び世界に向けて推奨することで、県内事業者の技術と県産品の品質向上、さらには新たな県産品の創造を促進し、県内産業の持続的発展につなげることを目的としています。
認定されると、以下のようなメリットがあります。
これらのプロモーション支援により、自社商品の認知度向上や販路拡大が期待できます。特に、2025年にはスペースポート紀伊(ロケット発射場)関連の観光客増加が見込まれる串本町の事業者にとって、自社商品をPRする絶好のタイミングといえるでしょう。
申請できるのは加工食品及び産業製品(生活雑貨や工芸品など)に限ります。生鮮物は対象外となっています。また、1事業者につき1商品の申請となります。
申請商品の条件として、次の3つすべてを満たす必要があります。
ただし、以下のような商品は申請対象外となりますので注意しましょう。
「和歌山一番星アワード」では、以下の3つの基準に基づいて審査が行われます。
この3つのポイントが高く評価された商品が「和歌山一番星アワード」として認定されます。認定商品は約20商品程度が予定されており、その中からグランプリ及び準グランプリ等も選定されるとのことです。
認定の有効期間は5年間。2025年度に認定された商品は、2030年度末まで「和歌山一番星アワード」認定商品として推奨されることになります。
申請受付期間は2025年7月1日(火)から7月22日(火)までとなっています。
申請は「和歌山一番星アワード」公式WEBサイト内の申請フォームから行います。紙媒体やメールによる申請は受け付けていませんので、必ず公式サイト(https://ichibanboshi.pref.wakayama.lg.jp)から申請してください。
申請後のスケジュールは以下の通りです。
また、申請に先立ち、以下の日程で制度説明会が開催されます。
参加を希望される方は事前に「和歌山一番星アワード」公式WEBサイトから申し込みが必要です。参加は申請の必須条件ではありませんが、制度の詳細や申請のポイントを知る良い機会となるでしょう。
今回ご紹介した「和歌山一番星アワード」は、和歌山県が誇る優れた県産品を発掘し、全国そして世界へ発信する新たな取り組みです。認定されると様々なプロモーション支援を受けられるため、自社商品の認知度向上や販路拡大につながる絶好の機会となります。
特に串本町の事業者の皆さまにとっては、2025年からスペースポート紀伊関連の観光客増加が期待される中、自社商品をPRする絶好のタイミングです。この機会を活かし、自社の強みや商品の魅力をしっかりとアピールしていきましょう。
串本町商工会では、申請を検討される事業者の皆さまのサポートを行っていますので、お気軽にご相談ください。皆さまの挑戦を応援しています!