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こんにちは、吉村です。11月の特集は「小規模事業者持続化補助金」についてです。作成支援をする中でのポイントを手短かに書きます。概要につきましては、串本町商工会HPの「チャレンジしよう小規模事業者持続化補助金」を参考にしてください。


持続化補助金とは?

「持続化補助金」とは、正式名を「小規模事業者持続化補助金」と言います。小規模事業者が自社の経営を見直し、自らが持続的な経営に向けた経営計画を作成した上で行う販路開拓や生産性向上の取組を支援する制度です。(「小規模事業者持続化補助金ガイドブック」より)


審査のポイント

この経営計画を申請書に記入し、必要書類を添付して審査を受けます。そして評価の高い案件から順に採択されます。


審査のポイントは以下のとおりです。

  • 自社の経営状況を適切に把握し、自社の製品・サービスや強みも適切に把握しているか。
  • 経営方針・目標と今後のプランは、自社の強みを踏まえているか。
  • 経営方針・目標と今後のプランは、対象とする市場(商圏)の特性を踏まえているか。
  • 補助事業計画は具体的で、当該小規模事業者にとって実現可能性が高いものとなっているか。
  • 補助事業計画は、経営計画の今後の方針・目標を達成するために必要かつ有効なものか。
  • 補助事業計画に小規模事業者ならではの創意工夫の特徴があるか。
  • 補助事業計画には、ITを有効に活用する取り組みが見られるか。
  • 補助事業計画に合致した事業実施に必要なものとなっているか。
  • 事業費の計上・積算が正確・明確で、真に必要な金額が計上されているか。


持続化補助金に取組むには

持続化補助金に取組むには、上記の「審査ポイント」をふまえて、以下の手順でを事業計画を書いていきます。

  • 徹底した自社の現状分析を行う。
  • 自社が目標とすることは何かを考える。
  • 現状と目標が一致していないのであれば、一致しない原因を考える。
  • 原因をどうすれば解決できるかを考える。
  • 解決策をどのように実行するかを考える。

「なぜ、お客様は当社の商品(サービス)を買ってくれるのか?」を分析すると自社の「強み」や「市場(商圏)」がわかってきます。それを解決策に盛り込むことで計画の実現性が高まります。


事業計画を書いてみて!!

今まで現状分析を行ったことのない方は、ぜひとも事業計画を書いてみてください。事業計画を書くことは経営の見直しとなり、今後のためになります。

串本町商工会では11月7日(火)午後7時より、濱田智司先生を招いて「補助金セミナー」を開催します。このセミナーで学んだことを実行して、持続化補助金にチャレンジしましょう。(経営指導員:吉村牧子)

★小規模事業者持続化補助金に関する総合的な記事はコチラをごらんくださいね!


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