みなさん、こんにちは。従業員の出産や育児に関する制度が大きく変わっているのをご存知ですか? 新しい制度の導入や手続きの変更に、「うちみたいな小さな会社でも対応しなきゃいけないの?」と頭を抱えている経営者の方も多いのではないでしょうか。
でも、ご安心ください。この記事を読めば、最新の制度変更から実際の手続きまで、わかりやすくお伝えします。小規模事業者のみなさんも、この機会に理解を深めて、従業員が安心して働ける職場づくりに役立ててくださいね。
目次
さて、まずは2024年の制度改正のポイントをおさらいしましょう。
「え?パパも育休が取れるの?」
そうなんです。子どもが生まれてから8週間以内に、最大4週間の休暇が取れるようになりました。しかも2回に分けて取得できるんですよ。
育児休業も2回まで分割して取得できるようになり、従業員にとってはより柔軟に休暇を使えるようになりました。
ここで大事なのが、これらの制度について従業員に知らせることと、取得しやすい雰囲気づくり。「うちは人手が足りないから…」なんて思わずに、前向きに取り組んでみましょう。
では、実際に何をすればいいの?という方のために、主な手続きをご紹介します。
「え、そんなにあるの?」
と驚かれるかもしれませんが、大丈夫。一つずつ確実に進めていけば問題ありません。
特に注意が必要なのは、健康保険や厚生年金、雇用保険の加入状況によって手続きが変わってくる点。自社の状況をしっかり確認して、必要な手続きを漏れなく行いましょう。
また、串本町商工会では毎月第1木曜日に特別相談会を開催しており、そこに和歌山働き方改革推進支援センターが、社労士の先生を派遣してくださっています。
出産育児に関する手続きのご相談もできますので、ぜひご利用くださいね。
★【10月3日(木)】お困り事!ワンストップ支援!経営特別相談会のお知らせ/広域商工会東牟婁協議会:https://kushimoto-shokokai.com/archives/8690
出産・育児に関する手続きは、妊娠が分かった時から復職までの長い期間に及びます。主なスケジュールと必要書類をチェックしておきましょう。
必要な書類は「産前産後休業取得者申出書」「育児休業等取得者申出書」などがあります。「えっと、これはいつまでに…?」なんて慌てないように、早めに準備しておくといいですよ。
「従業員のためにはなるけど、会社の負担が…」そんな心配をされている経営者の方、朗報です!実は、従業員の仕事と育児の両立を支援する企業向けの助成金があるんです。
★事業主の方への給付金:厚生労働省→https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/shokuba_kosodate/ryouritsu01/index.html
これらの助成金を活用すれば、従業員の福利厚生を充実させながら、会社の負担も軽減できるかもしれません。ぜひチェックしてみてくださいね。
さて、ここからが本当に大切。小規模事業者だからこそ、以下の3点に特に気をつけましょう。
「うちは従業員が少ないから、一人休まれると大変…」そう思うかもしれません。でも、だからこそ計画的な準備が大切なんです。従業員との対話を大切に、みんなで乗り越えていく姿勢が重要ですよ。
ここでは、みなさんからよく寄せられる疑問にお答えします。
A1: はい、従業員数に関わらず、基本的にはすべての会社が対象です。ただ、10人未満の会社では一部免除される規定もあるので、詳しくは労働基準監督署に相談してみてくださいね。
A2: 嬉しいお知らせです。育休中は、申請すれば社会保険料が免除されます。ただし、雇用保険料は対象外なので注意してください。
A3: 確かに大変ですよね。派遣社員を使ったり、パートさんを雇ったり、他の従業員で分担したり…色々な方法があります。地域の商工会や社労士さんに相談するのも良いかもしれませんよ。
ここまで読んで「大変そう…」と思った方もいるかもしれません。でも、実はこれらの制度をうまく活用すると、会社にもメリットがあるんです。
具体的な取り組みとしては、こんなことから始めてみてはどうでしょうか。
小さな一歩から始めて、徐々に理想の職場環境に近づけていきましょう。
いかがでしたか?出産・育児支援の制度は、最初は「面倒だな」と思うかもしれません。でも、これらの制度をうまく活用することで、従業員が安心して働ける環境が作れるんです。
小規模事業者のみなさん、まずは従業員との対話から始めてみませんか?
「こんな制度があるけど、使ってみたい?」
「仕事と育児の両立で困っていることは?」
そんな会話から、より良い職場づくりのヒントが見つかるかもしれません。
困ったときは、串本町商工会にご相談ください。みなさんの会社と従業員の幸せを、私たちも全力でサポートします。一緒に、従業員が活き活きと働ける職場を作っていきましょう!
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