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中小企業・小規模事業者の皆様、業務改善助成金をご存知でしょうか。
この助成金は、事業場内で最も低い賃金(事業場内最低賃金)を一定以上引き上げ、生産性向上のための設備投資等を行った場合に、その費用の一部を助成する制度です。

2024年の最低賃金の引き上げについて、厚生労働省は現在、中央最低賃金審議会で活発な議論を進めています。

具体的な引き上げ幅は2024年10月頃に決定される予定ですが、現在の予測では、全国平均で約3%の引き上げが見込まれており、これにより最低賃金が30円程度上昇する見通しです。

これに伴い事業場内最低賃金を引き上げる必要がある事業者の皆様は、ぜひこの助成金の活用をご検討ください。

★厚生労働省最低賃金引き上げに向けた中小企業・小規模事業者への支援事業

業務改善助成金は、中小企業・小規模事業者の生産性向上を支援し、事業場内最低賃金の引き上げを促進するための制度です。

事業場内最低賃金を30円以上引き上げ、生産性向上のための設備投資等を行った場合に、その費用の一部が助成されます

助成率は事業場内最低賃金の引き上げ額や事業場規模によって異なりますので、以下のリンクからご確認くださいね。

助成上限額を知りたい

対象となるのは以下の要件を満たす事業者です。

・中小企業・小規模事業者であること
・事業場内最低賃金と地域別最低賃金の差額が50円以内であること
・解雇、賃金引き下げなどの不交付事由がないこと

助成対象となる設備投資等の例としては、以下のようなものが挙げられます。

・POSレジシステム導入による在庫管理の短縮
・顧客管理情報のシステム化
・国家資格者による業務フロー見直し

業種別の活用事例集も公開されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

生産性向上のヒント集

和歌山県内でも、飲食業や小売業、社会福祉施設など幅広い業種で活用されています。
例えば、スーパーマーケットでは作業効率化のための什器の導入により、残業時間が削減されたという事例もあります。

和歌山県内の業務改善助成金活用事例

令和6年度からは、以下のような変更点がありますのでご注意ください。

・生産量要件や関連する経費が終了
・事業完了期限が2025年1月31日に変更
・同一事業場の申請は年1回までに制限

  1. 事業場所在地を管轄する和歌山労働局に所定の様式で交付申請
  2. 審査を経て交付決定後、計画に沿って事業を実施
  3. 事業完了後に実績報告と支給申請を行うことで、助成金が支給されます

申請にあたってご不明な点は、業務改善助成金コールセンターや和歌山県働き方改革推進支援センターに相談できます。

社会保険労務士等の専門家が、申請書の作成方法や必要な書類の準備などをサポートしれくれますので、お気軽にご相談ください。

和歌山県働き方改革推進支援センター

業務改善助成金コールセンター

ぜひこの機会に業務改善助成金の活用をご検討ください。
詳しくは和歌山労働局のウェブサイトをご覧くださいね。

★和歌山労働局【業務改善助成金】

もっと詳しく知りたい方に朗報!串本町商工会で業務改善助成金セミナーを開催します。

★詳しくは、コチラ→【設備投資/賃上げ】業務改善助成金セミナーのご案内

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