• はっぴぃ。商い。行きます。聞きます。提案します。

会員の皆様、卯月の候、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

4月は新年度の始まりとともに、桜前線が北上し、自然の息吹を感じる季節となりました。串本町商工会では、新たな気持ちで会員の皆様の事業発展をサポートしてまいります。

大阪・関西万博の開幕が間もなく控え、和歌山県全体での観光需要の高まりが期待されています。スペースポート紀伊における宇宙関連事業も順調に進展しており、地域経済の期待が高まります。串本町商工会では、この好機を捉え、会員の皆様のビジネス拡大に向けた支援策を積極的に展開してまいります。

経済情勢に目を向けますと、賃上げの動きが加速する一方で、依然として物価上昇の影響が続いています。特に小規模事業者の皆様にとっては、適正な価格転嫁や人材確保など、乗り越えるべき課題も少なくありません。

串本町商工会では、各種補助金の活用支援や経営相談、事業計画策定のサポートなど、皆様の事業継続・発展に必要な支援を提供してまいります。新年度も地域経済の発展に向けて、皆様と共に前進してまいりましょう。

お困りごとやご相談がございましたら、どうぞお気軽に商工会までお申し付けください。

東牟婁地域の小規模事業者の皆様が抱える様々な経営課題を、ワンストップで解決する機会をご提供します。

■開催概要

  • 日時:4月10日(木)午前10:00~午後4時
  • 場所:串本町商工会2階相談室
  • 対象:広域商工会(串本町商工会、古座川町商工会、南紀くろしお商工会、北山村商工会)の会員
  • 参加費:無料

■相談窓口

  1. 日本政策金融公庫田辺支店(運転資金や設備資金、創業資金等の相談、事業承継マッチング支援)
  2. 和歌山県よろず支援拠点(経営全般、ITツール導入支援や補助金申請サポート)
  3. 和歌山働き方改革推進支援センター(就業規則や三六協定、給与、助成金等の相談)
  4. 和歌山県事業承継・引継ぎ支援センター(円滑な事業承継、後継者不在企業とのマッチング)
  5. 和歌山県中小企業活性化協議会(財務上の問題を抱える企業への支援、再生計画の作成支援)
  6. 下請かけこみ寺(取引上のトラブル相談、法的根拠に基づく解決策の提示)
  7. 会計記帳のやり方相談(串本町商工会による記帳サポート)

■参加のメリット

  • 複数の専門家に無料で相談可能
  • 最新の支援制度や施策情報を入手できる
  • 経営課題の解決につながるアドバイスが得られる

■お問い合わせ

広域商工会東牟婁協議会/串本町商工会 広域担当 上松

電話:0735-62-0044
メール:uematsu@kusimotochoshokokai.com

この機会を逃さず、ビジネスの成功への一歩を踏み出しましょう。

▶詳細記事:【4月10日(木)】お困り事!ワンストップ支援!経営特別相談会のお知らせ/広域商工会東牟婁協議会

労災保険は本来、労働者の保護を目的とした制度ですが、事業主・自営業者・家族従事者などの方々も特別に任意加入できる「特別加入制度」があります。業務の実態や災害発生状況からみて、労働者に準じて保護することがふさわしい方を対象としています。

■中小事業主等の特別加入 【対象となる方】

  • 一定規模以下の事業を営む事業主(法人の場合は代表者)
    金融業・保険業・不動産業・小売業:50人以下
    卸売業・サービス業:100人以下
    その他の業種:300人以下
  • 事業主の事業に従事する家族従事者や法人の代表者以外の役員
    ※労働者を通年雇用しなくても、年間100日以上労働者を使用する場合は対象となります

【加入要件】

  • 雇用する労働者について労災保険の保険関係が成立していること
  • 労働保険の事務処理を労働保険事務組合に委託していること
    ※串本町商工会は労働保険事務組合となっていますので、事務委託も可能です

■一人親方等の特別加入 【対象となる方】

常態として労働者を使用しないで特定の事業(個人タクシー、建設業、漁業、林業など11業種)を行う自営業者
※上記事業に従事する家族従事者も加入できます
※年間100日未満の労働者使用でも一人親方等として加入できます

【加入要件】

一人親方等の団体(特別加入団体)の構成員であること
※串本町には串本町大工組合があります

詳しい申請手続きや詳細については、商工会にお問い合わせください。

▶詳細記事:労働保険を商工会に事務委託されている方【労災保険】特別加入制度をご存知ですか?

労働保険年度更新の時期がやってきました。労働保険年度更新とは、4月から3月までに支払った額を集計して、前年度に支払った概算保険料と実際保険料(確定保険料)との差額を調整するとともに、新年度の概算保険料を算定して申告納付する、労働保険の確定申告的な手続きです。

串本町商工会は労働保険事務組合となっており、商工会に労働保険事務を委託されている会員を対象に年度更新事務を実施しています。このページでは、手続き書類の中でも重要な「一括有期事業 請負工事の報告書」の記載方法について説明します。

■記入上の注意点

  1. 工事期間:令和7年3月31日までに完了した元請工事のみ記入(下請工事は不要)
  2. 事業の種類:別紙2、3を参照し、事業種類番号を記入
  3. 建物内・掘削作業がある場合は該当欄に✓を記入
  4. 工事の場所:町名と地区名を記入(抜けやすい項目)
  5. 請負金額:税抜き金額を記入(税込金額だと保険料が高くなる)
  6. 請負代金に加算:注文主から工事資材や機材の支給・貸与を受けた場合はその税抜金額
  7. 工事代金より控除:事業種類36で請負金額に機械装置が含まれる場合はその税抜金額
  8. 特別加入者の変更:新規加入・脱退・日額変更がある場合は内容を記入
  9. 令和7年度予定工事額:前年度の1.5倍以上または半分以下になる場合は見込金額を記入
  10. 平均労働者数:報告書に記入の各工事に従事した労働者の平均人数

記入の際はExcelフォームを下のリンクの記事からダウンロードして利用すると便利です。

ご不明な点は商工会までお問い合わせください。

▶詳細記事:【労働保険年度更新】一括有期事業 請負工事の報告書の書き方について

労働保険年度更新の時期がやってきました。労働保険年度更新とは、4月から3月までに支払った額を集計して、前年度に支払った概算保険料と実際保険料(確定保険料)との差額を調整するとともに、新年度の概算保険料を算定して申告納付する、労働保険の確定申告的な手続きです。

串本町商工会は労働保険事務組合となっており、商工会に労働保険事務を委託されている会員を対象に年度更新事務を実施しています。対象の方には手続き書類を郵送しています。この記事では「労働保険料算定基礎賃金等の報告」の記載方法について説明します。

■記入時の注意点

  1. 左側の欄には、パートを含む従業員全員分(家族従業員は除く)の賃金を常用労働者と臨時労働者に区分して記載
  2. 常用労働者と臨時労働者の区別は、雇用保険への加入要件を満たす方は常用、満たさない方は臨時
  3. 合計欄の記入を忘れずに(ミスを減らすためにも必要)
  4. 左側には雇用保険加入者も含めた全員分を記載
  5. 右側には雇用保険加入者のみを記載
  6. 用紙右上の新年度の概算賃金見込額も記入(今年度総額より1.5倍または半分など変動が大きい場合)
  7. 変動が小さい場合は前年と同額でよい
  8. 労災特別加入者の金額変更がないかチェック
  9. 事業に関する変更点がある場合は付箋等で示すか、提出時に相談

下の詳細記事からExcelフォームをダウンロードし、活用いただくと便利です。

※建設業等の一括有期事業の対象者は右側の雇用保険部分のみ、雇用保険加入要件を満たす方がいない場合は左側の労災保険部分のみ記入してください。

ご不明点は商工会までお問い合わせください。

▶詳細記事:【労働保険年度更新】労働保険料算定基礎賃金等の報告(賃金等の報告)の書き方について

串本町商工会では、補助金に関する相談が増えています。この記事では、令和7年3月18日時点での最新の補助金情報をまとめました。補助金ありきで経営スタイルを変更するのではなく、地道な販路開拓にも活かせる制度をご紹介します。

■小規模事業者持続化補助金<創業型>

  • 対象:創業後3年以内の小規模事業者
  • 上限額:200万円(インボイス特例対象で250万円)
  • 補助率:2/3
  • 公募期間:2025年5月1日~6月13日(事業支援計画書は6月3日締切)
  • 申請要件:「特定創業支援等事業」による支援を受けていること
  • 対象経費:機械装置等費、広報費、ウェブサイト関連費、展示会出展費、旅費、新商品開発費など

■小規模事業者持続化補助金<一般型>

  • 申請受付:2025年5月1日~6月13日(事業支援計画書は6月3日締切)
  • 補助上限額:通常枠50万円、インボイス特例対象者+50万円、賃金引上げ特例対象者+150万円
  • 対象:商業・サービス業は5人以下、製造業・宿泊業・娯楽業は20人以下の小規模事業者
  • 補助対象経費:機械装置等費、広報費、ウェブサイト関連費、展示会出展費、旅費など

■中小企業省力化投資補助金【一般型】

  • IoT・ロボット等の導入による省力化投資を柔軟に支援
  • 補助率最大2/3、補助上限額最大1億円
  • カタログ型と異なり、現場に合わせた設備導入が可能

■2025年度ものづくり補助金

  • 設備投資や新商品開発を支援する補助金
  • 補助率最大2/3、補助上限額最大3,000万円
  • 従業員規模に応じて750万円~2,500万円
  • グローバル枠:一律3,000万円

■個人商店も使える!IT導入補助金2025

  • インボイス制度対応のためのIT導入に最大80%の補助
  • 個人商店でも活用できる身近な制度
  • 申請受付開始:2025年3月31日から
  • 対象例:インボイス対応レジ(20万円→最大16万円補助)、業務用パソコン(10万円→最大8万円補助)

■まとめ

各補助金は【事業計画書】の作成が必要です。補助金の採否だけでなく、計画書作成を通じて事業の課題が明確になり、客観的な視点で経営を見直す良い機会にもなります。まだ事業計画を作ったことがない方も、補助金申請をきっかけにぜひチャレンジしてみてください。

詳細は串本町商工会までお問い合わせください。

▶︎詳細記事:【補助金】を活用して経営に活かしませんか?各種補助金をご紹介

材料費や人件費の高騰に苦しみ、適切な価格転嫁の判断に悩む事業者の方へ。串本町商工会では、中小企業基盤整備機構(中小機構)が提供する無料シミュレーションツール「儲かる経営 キヅク君」を活用した経営改善サポートを行っています。

■「儲かる経営 キヅク君」とは

中小機構が開発・提供する経営分析シミュレーションツールで、商品・取引先ごとの収支状況やコスト構造の変化を可視化し、将来の目標利益を確保するための具体的な戦略立案をサポートします。登録不要・無料で使えます。

■主な機能と特徴

  1. 業種別の決算書に対応(製造業・建設業、卸売業・小売業・サービス業など)
  2. 商品・取引先ごとの収支状況を把握し、伸ばすべき商品・取引先がわかる
  3. 価格転嫁の目安を検討できる
  4. 利益を確保する事業戦略を検討できる
  5. 原価管理や管理会計導入のきっかけになる

■利用方法(3ステップで簡単)

【準備】損益計算書、原価報告書、商品・取引先の売上高・コスト情報など
【ステップ1】「過去」からの変化を知る(2期分の決算書情報を入力)
【ステップ2】「現状」を知る(コストを商品ごとに割り当て、収支状況を確認)
【ステップ3】「将来」を考える(商品・取引先ごとのコストや利益をシミュレーション)

■期待できる効果

  • 収益性の高い商品・取引先の特定
  • 価格転嫁の適切な判断材料の取得
  • コスト構造の改善点の発見
  • 将来の利益目標達成のための具体的戦略立案

■活用のポイント

  1. 段階的に詳細化する(主要項目から始め、徐々に詳細化)
  2. 複数シナリオを検討(価格転嫁のみ、コスト削減、両方の組み合わせなど)
  3. 専門家の意見も取り入れる(商工会の経営指導員や経営特別相談会の活用)

厳しい経営環境で利益を確保するには、感覚や経験だけでなく、データに基づいた経営判断が不可欠です。「儲かる経営 キヅク君」を活用して、自社の強みと課題を客観的に把握し、適切な価格設定と効率的なコスト管理を実現しましょう。

◆ツールのアクセス先

儲かる経営 キヅク君(中小機構)▶下のリンクの記事からアクセスしてください。

※串本町商工会ではツールの活用方法や分析結果の解釈についてサポートしています。

◆詳細記事:【無料活用】儲かる経営を実現!中小企業向け経営分析シミュレーションツール「キヅク君」のご紹介

創業間もない事業者の皆様にとって、事業展開のための資金調達は重要な課題です。令和6年度の小規模事業者持続化補助金<創業型>が公表され、創業後3年以内の事業者を対象とした支援制度が始まります。

■補助金の概要

  • 対象:創業後3年以内の事業者
  • 補助上限額:200万円(インボイス特例対象者は+50万円で250万円)
  • 補助率:2/3
  • 対象経費:機械装置等費、広報費、ウェブサイト関連費、展示会等出展費、旅費、新商品開発費、借料、委託・外注費
  • 公募期間:2025年5月1日(木)~6月13日(金)17:00(事業支援計画書の締切は6月3日)

■補助対象者の条件(小規模事業者の定義)

  • 商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く):従業員5人以下
  • サービス業のうち宿泊業・娯楽業:従業員20人以下
  • 製造業その他:従業員20人以下

申請要件:

  1. 開業日が公募締切時から過去3か年の間であること
  2. 「特定創業支援等事業」による支援を受けていること
    ※創業前の方や申請時点で開業していない創業予定者は対象外

■申請に必要な準備

  • GビズIDプライムの取得(数週間かかるため早めに)
  • 必要書類:申請書類、事業支援計画書、経営状況を示す書類(決算書等)、創業支援に関する書類など

■申請の流れ

  1. GビズIDプライムの取得
  2. 経営計画・補助事業計画の作成
  3. 事業支援計画書の発行依頼(地域の商工会・商工会議所へ)
  4. 電子申請システムでの申請
  5. 採択後の手続き(交付決定後に事業開始、実績報告書提出、補助金受取)

■注意点

  • 補助金は後払い(自己資金で事業実施後に精算)
  • 交付決定日以降に発生し、補助事業実施期間中に支払いが完了した経費のみが対象
  • 既に支払いが完了している費用や通常の事業活動に係る経費は対象外

最新情報は公式サイトでご確認ください。申請準備はお早めに。詳細は商工会にご相談ください。

◆詳細記事:令和6年度 小規模事業者持続化補助金<創業型>について知っておこう

小規模事業者の皆様は、物価高騰やインボイス制度の導入など様々な経営課題に直面されていることでしょう。このような状況を打開するための強力な支援策として、2025年度「小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠>」の暫定公募要領が2025年3月4日に公開されました。正式な公募開始は2025年5月1日からですが、今から準備を始めることが重要です。

■補助金の概要

  • 対象:商業・サービス業は従業員5人以下、製造業・宿泊業・娯楽業は20人以下の小規模事業者
  • 補助上限額:通常枠50万円(補助率2/3)
  • インボイス特例:50万円上乗せで合計100万円
  • 賃金引上げ特例:150万円上乗せで合計200万円
  • 両特例対象:200万円上乗せで合計250万円 ※赤字事業者で賃金引上げする場合、補助率3/4に引上げ

■申請スケジュール

  • 公募要領公開:2025年3月4日
  • 申請受付開始:2025年5月1日
  • 事業支援計画書発行締切:2025年6月3日
  • 申請締切:2025年6月13日17:00

■補助対象経費(8項目)

  1. 機械装置等費
  2. 広報費
  3. ウェブサイト関連費(補助金申請額の1/4まで)
  4. 展示会等出展費
  5. 旅費
  6. 新商品開発費
  7. 借料
  8. 委託・外注費

■採択率を高めるポイント

  1. 経営計画の具体性:自社の強み・弱みを明確にした具体的な目標設定
  2. 補助事業計画の実現可能性:経営計画との整合性確保
  3. 新たな取り組みと付加価値の創出:デジタル技術の活用なども評価される
  4. 加点項目の積極活用:重点政策加点(赤字賃上げ加点等)や政策加点(地方創生型加点等)
  5. 商工会・商工会議所の支援を受ける:事業支援計画書発行時に相談を

■串本町商工会のサポート

GビズIDの取得方法や経営計画の作成、加点項目の選択など申請準備をサポートしています。

公募開始に先駆けて準備をすることで、採択への可能性を高めましょう。ご不明点はお気軽に串本町商工会までお問い合わせください。

◆詳細記事:2025年度小規模事業者持続化補助金<一般型>申請準備のポイント解説

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  2. 重要な情報にすぐに対応できる
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  4. 紙の使用量を削減できる
  5. メール対応の練習機会になる


利用にあたっての注意点として、PC・スマホ・タブレットでの閲覧を想定していること、メールアドレス変更時の手続き、配信停止の反映に最大3日かかる可能性、パケット料金は自己負担となること、指定ドメイン受信拒否の設定確認が必要なことが挙げられます。
ペーパーレス化推進の一環として、ぜひご検討ください。

◆詳細記事:【串本町商工会メールマガジン】最新情報を受け取れる、無くさない、検索可能!メリットがたくさん

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